こんにちは。たてやま整体です。

今年ももうすぐあの日がやって来ますね。




あれから7年・・・




香川県高松市たてやま整体 見て聴いて考える7年目の福島写真展










被災地は今、
どうなっているんでしょうね。


被災した方々は今、
どこでどんな生活を送っておられるのでしょうね。


メディアが東日本大震災関連の情報を大々的に発信するのは、
いつの間にか1年のうちのほんの数日だけになってしまいました。


その内容も科学的データに基づくものは少なく、
「復興に向けて皆で力を合わせて頑張ろう」とか、
「絆を深めて悲しみを乗り越えよう」とか、
そんなメッセージが漠然と込められた映像たちの
コラージュであることが多いように感じます。


あの日からまだ7年しか経っていないのにね。



香川県高松市たてやま整体 見て聴いて考える7年目の福島講演会










一昨日の午後、瓦町FLAG8階で開催されていた
フォトジャーナリストの広河隆一さんの写真展を観覧した後、
同じフロアーにある会議室で開催された
東日本大震災避難者の会「Thanks & Dream」代表の
森松明希子さんの講演会にも参加してきました。


様々な情報が巷に氾濫し、
「フェイクニュース」だとか「印象操作」などという
不穏な言葉を目にしたり耳にする機会も増えている昨今、
当事者の生の声に触れられる場所に実際に足を運び
現実を自分の肌で感じ取り
真実について自分の頭で考えてみるということの重要性は、
メンタルヘルスの観点からもより一層
高まってきているのではないかと私は考えています。


整体師という仕事をしているからでしょうかね。
興味深い情報や違和感を感じる情報に出会うと、
最終的には実際に自分の五感で確かめてみないと
気が済まないところが私にはあるんですよね。


いや、整体師になるずっと以前から
私にはそういうところがあったな・・・


ただ単に疑り深い性格なだけかな?




11避難者たちの本










あれほどの大惨事が起きたというのに、
その後の7年間、私は被災地で起きていたことや
被災者の方々が経験してこられたことについて
ほとんど何も知らなかったし、
きちんと知ろうともしていなかった
ということが今回よく解りました。


放射性物質というものの性質や、
それが自然環境や人体に与える影響のこととか・・・


被災地やその周辺地域から別の地域に避難した人たちを
バッシングする人たちの存在とその心理のこととか・・・


知らないことだらけだなぁ。
解らないことだらけですねぇ。


もっと勉強しないと。


勉強したところで
私には解らないことももちろん沢山あるでしょうし、
解ったところで私にはどうすることもできないことも
もちろん沢山あるでしょうけど・・・

一年前に書いた記事の中でも言いましたけど、
解らなくても、どうすることもできなくても、
とにかく無関心にだけはならないように
気をつけたいなと思っています。


貴重な時間を過ごせました。
ありがとうございました。




最後まで読んで下さってありがとうございました。

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★記事に書いてあることはあくまで私が記事を書いたときに考えたことです。「こう考えるのが絶対に正しい」とか「誰でもこう考えるべきである」というものではありませんし、時間の経過とともに考えが変わることもあります。